起業後2年半が経過し、新戦力として家族以外の社員を雇った。それに伴い、「厚生年金」「健康保険」の申込という たった1つ の手続きをするに際して、  「縦割り行政」の不便さを感じた。
実際に利用する人の利便性を一切考慮していない既存のシステムに大きな疑問を感じた。
会社として「厚生年金」「健康保険」を加入するための提出書類をそろえるために、いろんな役所関係のところに顔を行かねばならない。ファミリー企業や小企業の経営者、或いは労務担当者は経験することだろう。
厚生年金&健康保険に加入するためには「労災保険」&「雇用保険」にまず加入の手続きをしなければならない。
【行かなければならないところ】
①法務局 
  港区東麻布(麻布十番駅から徒歩7分?)
  ⇒「登記簿謄本」を1枚取りに行く。1000円。
②労働基準局(港区三田)
  港区三田 (田町駅から徒歩5分)
  ⇒「労災保険」の加入手続きが必須であり、その後、「労働関係成立書」をもらう
③ハローワーク(公共職業安定所)
  港区六本木(六本木一丁目駅から徒歩3分)
  ⇒「雇用保険」の加入の手続きが必須。順番待ちだけで1時間半。
④港社会保険事務所
   港区浜松町 (浜松町駅から徒歩5分)
  ⇒ようやく「厚生年金」「健康保険」の申込。
①②③④箇所も訪問し、ようやく手続きが終了。同じような仕事をやっているのだから、一つにまとめろ!!  
そんな文句は多いだろう。一生懸命働いている職員が可哀そうだ。 
さらに別の問題に遭遇。
昨年10月の送付期限を過ぎても、私自身に「年金特別便」は届けられないでいた。厚生年金に再加入する際に、まず自分の年金納付記録があるのかを、ようやく今になって確かめてみた。
「昔、XX市に住んでましたか??」
と職員の方が聞いてきた。6年前に1年間だけ転勤で住んでいた住所だ。その後、2回引っ越した際にも、きちんと以下の2点の手続きをした。
①区役所で住民票の住所変更の手続き
②警察署で運転免許証の住所変更の手続き
それなのに年金特別便が届いてない理由は「社会保険事務所に住所変更の届けをしていないため。」だそうだ。そんなこと、知らなかった。
同じ役所なんだから、区役所に聞けば新しい住所も分かるだろうに。
某国で実施しているように「ソーシャル・セキュリティ・ナンバー」=個人番号制度!?のようなものを実施してほしい。住所変更手続きは1回行けば済むようにしてほしい。
国会議員の皆さん、役人の幹部の皆さん、自分たちの組織を優先せずに利用者のことを考えた組織を作ってください!大幅に効率があがりますよ!一生懸命働いている職員の皆さんが可哀そうだ。
そして、私も4か所も行くような無駄な時間を減らしたいと痛切に感じました。忘れないためにブログに記載。
サンテプラス
坂田
www.santeplus.jp